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OUR ORIGINAL STORY

 

 

やっとルーが辿り着いたのは

「ニャイアゴン横丁・魔法の杖店」

 

やっと見つけたお店でルーは店主さんに尋ねました。

 

「ボクもこのお店の道具を使えば魔法使いになれる?」

 

 

「ええ、なれるわよ。

 でも、それは簡単なことじゃないわ。

 アイテムを揃えれば誰でもが

  魔法使いになれるわけじゃないの。

 でも、道具の使い方を間違わず、

  一生懸命修行すれば

 あなたも、立派な魔法使いになれるわ。」

 

「この店に辿り着くのは大変だったでしょ。

 でも、魔法使いを目指すニャンが

 心からそのことを強く願えば、

 この店の扉につながるようになっているのよ。

 その想いを忘れずに、頑張って修行してね」

 

 と言って、一本の初心者用の杖を差し出しました。

 

「魔法使いを目指すニャン達のために、

   魔法アイテムを作り出すのが、

      当店、ニャイアゴン横丁・魔法の杖店の仕事ですから・・・

 

            

    これが当店のはじまりの物語です…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さぁ、みんにゃもルーと一緒に魔法の修行をはじめましょう!

 

少しだけ昔のお話。

 

チビ猫・ルーは、ちょっと弱虫の男の子

ある日、ルーのおじいちゃんが

「ウチのご先祖さまは、大魔法使いの弟子だったんだぞ!

 ルーだって、立派な魔法使いの弟子の末裔なんだよ。

と教えてくれました。

その魔法使いは、誰もが知っているような有名な魔法使いで、

ルーは、そのことがとてもとても誇らしく、

自分も少し立派になった気がしました。

 

そこで、クラスメイト達に、この話をにしました。

みんなが「すごいね!」「カッコイイ!」と言ってくれる中、

ひとりだけ

「な~んだ、弟子だろう? 

 魔法使いじゃないじゃん!」という子が現れて、

みんなも「そう言えば、そうだよね・・・」というようになりました。

 

ルーは、とても悲しくなりました。

自分のことだけじゃなくて、おじいちゃんや、ご先祖さま様にも申し訳なくて…

 

ルーは、思いつきました。

「そうだ!魔法使いになればいいんだ!

 ぼく、頑張って魔法使いになる!」

 

その日から、ルーは魔法使いを目指して頑張りました。

「大好きなササミを我慢する」って神様に願を掛けたり、

速く走る練習や、高くジャンプする特訓をしてみたり…

 

でも、魔法が使えるようにはならない・・・

どうしたら、魔法使いになれるんだろう。

 

ルーは、いっぱいいっぱい考えました。

魔法の道具があったら、ぼくだって

きっと魔法を使えるようになれるのに…

 

そこで、ルーはあちこちの大猫に聞いたり、いろんな本を調べて

ネコが魔法使い修業をする道具を売っているお店があるらしい・・・

ということが解りました。

 

  

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